今最高に「たばこ」と「コーヒー」と「森田童子」の気分 ♪♪♪
閉店間際の定食屋で
煮込み定食をスポーツ新聞読み読み
食べていたら横のテーブルで
近所の（？）おばさん連中５人組みが
残り少ない人生どうやって過ごす？
こんな話題で盛り上がっていた
やがて話題は
年金から持病の話へ
人生最後にもう一度訪れてみたい温泉場の話から
葬儀の値段まで
挙句の果てには
病で倒れる最適の場所へと話題が
テンポよく移って行った
おばさん連中の情報によりますと・・・・
どうやら大型総合デパートが
一番いいらしい
ステータスと評判を相当重んじるらしく
徹底したケアーをしてくれるそうだ
「一人で死ぬよりよっぽどいいわよー ねえ・・・」
おもしれーなー・・・・たのもしいーなあ・・・
と聞き耳を立てつつ
「残りの人生どう過ごそう？？」
自問自答している自分がいた
考えた事がないテーマだっただけに
思考方法すら定まらず戸惑った
でも「死」と言う切り口で「生」を
「生」と言う切り口で「死」を
真剣に考えてみた事はある
この辺りまじで語り出すと週が明けて
しまうので割愛するが
「生」と「死」は表裏一体が私の結論
死体作品「ジャンク」「デスファイル」
を撮り続けていた頃かなりの
罵倒と非難の集中砲火を浴びた
罵倒と非難は賞賛としか思わない
ひねくれ者だが
審査団体は除名に
作品は「青少年育成条例」に
引っかかり最終的に発売停止に
まで追い込まれ
さんざんな目にあった
その攻撃たるや「ちんこ」「まんこ」
への攻撃の比ではなかった
「死」と言うテーマには
触れるなと言う国家レベルの
警告だったんだろう
「人生楽しく生きようよ」
万人に笑顔で受け入れられる
標語だが好きになれない
暖かい部屋でｾｯｸｽ楽しんでいる最中に
餓えや寒さや戦争で死んで行く人々がいる
一生懸命生きようとすれば
サプリメント飲んだりランニングしたり
一生懸命死を遠ざければならない
「生」を真剣に思考すれば
「死」をも必然的に
思考せざるえを得ないと
思うのだが・・・・・
閉店間際の定食屋に集う
おばさん達の悲壮感など
微塵もない
残り少ない人生論にも
「生への執着」と「死への不安」が
バランスよく織り交ざっているではないか
「空いている食器お下げしていいですか」
そろそろ帰ってくれという暗黙のワーニング
おばさん連中は店主のやきもき感など
全く意に介していない様子
いいね庶民的な町は・・・・・・
そして今急に「森田童子」の気分
どして？ わからん！
森田童子の暗い雰囲気と
おばさん連中の
屈託のない生死論争
のミスマッチ？？？
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