進化するエロに追い越されてしまったAV
エロビデオの需要低下に不況の
ダブルパンチでAV業界に
明るいニュースがない
「売れないっすねー」
「同じような作品の連発で飽きられてしまったのだ」
「いや そうじゃねーよ
ネットで2クリックすればだれでも簡単に
ウハウハ映像を手に入れられる
おまけにモザイクもねーぞ!」
「そうだ 悪いのは海外サイトだ」
「ンダンダ 海外にうんこ作品出してるのどこだ」
こんな会話が業界人たちの間で交わされる
否定こそ出来ないものの分析が甘い気がする
そこで独自の仮説を立ててみた
結論 「進化するエロに追いつけないAV」
ここ3日ほど地下仕事場にこもってキーボードから
煙が出るんじゃないかと言うほどエロサイトを見まくった
合法サイト 非合法サイト ファイル交換ソフト
海外 国内・・・・・・・いやー 参ったです
幼児から老人
母ちゃんと息子
父ちゃんと娘
レイプ
バイオレンス・・・・
これらが許されるのか否かは
様々な論議があるんだろうが
少なくとも我々には描く事も題材にする事も許されていない
しかもそのほとんどが現場生中継だ
携帯を持った瞬間から彼氏彼女たちの
H風景を仲間内で写メで撮り
交換し合ってる世代に
へなちょこ単体女優の「お仕事セックス」シーン
なんて「糞食らえ」となってしまっても
しょうがない
膨らむ妄想をAVによって追体験する
必要性は消えてしまったのである
現実が妄想を超えてしまった今
AVの役割は終焉を迎えてしまったとも言える
デジタルハイビジョンテレビに
アナログ白黒テレビでは勝ち目は無いが
様々な規制の中我々が生産できるのは
白黒テレビのみである
ここにアップした動画の中で淡々と
語る女の子の体験が
如実に物語っているではないか
これは妄想ではなく現実の話
合法AVでは絶対描けないこんな
話は当たり前のように私の周りに
ゴロゴロ転がっている
情報化社会の進歩は建前の表現の規制強化を
前提にしているのだから
現実社会の姿を作品に確実に反映
させる事はどんどん難しくなってくる
我々が送り出す表現物の実現実からの
乖離はますます進むだろうね
時代を反映しそこなった時代に乗り遅れた
AVなんて誰も見なくなりますよ
(追伸)
一つだけおもしろい現象に気がついた
AV現場は妄想を体験しにやってくる
女の子男の子達のための「サロン」と
化している事
「出演料払ってちょうだい」
コメント
「本物」にはフェイクは勝てない。そして、その「本物」はネットの中にうじゃうじゃあるってことですよね。しかも、そのリアルな(仮想ですけど)ネットの世界にはアングラや非合法なものが満ち溢れているときてる。そんな時代、作り手はどう戦ったらいいのでしょうか!?
思い出そう、今一度。あの熱い季節を。三里塚を(笑)。
2009 年 5 月 8 日 12:04 AM posted by 顔騎ojisan
アダルト業界の不振・・・本当でしょうか?
まだまだエロビデオを楽しんでいる自分は、
そのことを、なかなか感じる事は出来ません。
自分のまわりでは、少なからず今も、
エロビデオに依存している人が多いのです。
仲間内で生々しいリアルなエロ動画を交換し合う・・・
パソコンで無修正動画を見るため捜索する・・・
それらは、ある側面ではアダルトビデオを超える
刺激的な部分を持っているかもしれません。
しかし、通常の「性」を持っていない人(?)や、
過激な欲望(例えば”レイプ”とか”バッキー系?”)を
求めている過激な人々にとっては、少なからず
エロビデオは必要なものではないでしょうか。
そのような人々の欲求を満たすアダルト作品が、
世界にあるとは、なかなか信じる事は出来ません。
そういう意味では、個性的な作品を数多く出されている
安達監督のエロビデオは不滅だと思います。
素人のエロ動画や海外のエロサイトでは安達監督のような、
「凄まじいブサイクな女」の作品は見ることは出来ません!
「ミミズを食べる女」の作品は見ることは出来ません!
女優の内面が剥き出しになっていく作品は、
安達監督だけのものです。
そう考えると・・・より安達監督的な作品が見たいです。
「コレは抜けないけど・・・面白い!!」的な作品。
何卒、過去の作品を越えてしまうような、
アングラ系エンターテインメント作品(?)、
作って下さい!「コレ、安達かおるだ!」みたいな作品。
宜しくお願いします!
2009 年 5 月 8 日 2:13 PM posted by 宮森健太
エロは権力闘争って事ですかね
非合法アングラ作品作ってる連中は
すでに権力闘争やってるって事ですよ
これを言たかったんです 実は
改めて70年代的言い方をすれば
非合法革命闘争か議会による体制変革か
と言う言い方もできますよね
2009 年 5 月 11 日 5:43 AM posted by 安達 かおる
「凄まじくブサイクな女」で一瞬へこんでは
みたもものの確かにそうですよね
「可愛い女の子」のキャスティングから
スタートしないとAVは成立しない
のも事実だと思っていますが
私の場合キャスティングの基準がどうしても
面白い女優か否かが基準になってしまいます
と言うより心が通じ会える女優と言う方が
正しいかもしれません
女優がこなす行為よりも人間を撮る
姿勢は今後も持ち続けたいと思っています
叱咤と激励ありがとうございます
2009 年 5 月 11 日 6:02 AM posted by 安達 かおる