男と女のおもしろ現場行動学
撮影内容の度合いに違いはあれど
現場は楽しいものだ
キャストはとても大事に扱われる
多人数物ともなればスタッフ総出で
キャストのケアーに当たらなければ
ならない
「寒い」「熱い」「お腹すいた」の
たぐいは当たり前
「EVIAN」と「六甲のおいしいみず」の
違いってよくわからないが
ミネラルウォーターの銘柄指定まで
される場合があるが許容範囲
さて・・さて・・さて・・・と
過去私の記憶にある最も
過激度の高かった要求は
「アパートに置いてきた犬の散歩」
鋼鉄のようなＡＤ魂を持つＸ君からも泣きが入った
結局撮影中断する事３時間
無事撮影は終了するも
モデル事務所には
終了予定時間を大幅に超えてしまったため
ペナルティーを支払う事となってしまった
前代未聞の珍騒動でありました
こんな具合でキャストさん方は
現場では最高のもてなしを受けます
キャストさんの控え室から聞こえる
楽しそうな笑い声は寒さに震えながら
あくせく働くスタッフにとって元気の源でもあり
キャストさん方のテンションのバロメーター
でもあります
数日間の撮影ともなれば控え室は
お見合いパブの様な様相を呈してきます
仲良しになった２人もいれば相手にされない人も
出てきます
現場心得の無い男優さんは気に入った
女優さんの携帯番号を聞き出そうと
張り切ります
ばれればモデル事務所との関係悪化
は必至 困ったものである
カップリングの権限は監督が持っているものの
このお見合いパブは
セックスも出来るできるのです
この雰囲気の中で
親しくなりしかもセックスまでとなれば
「おれの女だ だれも触るなよ」と言う雰囲気
さえ漂わせる事もある
反面相性が合わない場合ば困ったもので
セックスの場面で男（優）チンコの
立ちもとたんに悪くなる
女（優）はカメラが回ると控え室での出来事はは
一時棚上げにして
まんこぬれぬれで
いい声出して頑張事ができる
お仕事モードとプライベートモード
の切り替えは見事である
男はプライベートな感情をどこまでも
引きずり続けてしまう
男の神経って本当に繊細なんだなと思う
女は心を開かなくても足は開けるが
男は心が閉まるとチンコも閉まりが悪くなり
使いものにならなくなってしまう
立たない男優に切れる女優さんには
「あんたのせいでもあるかもよ・・・・」
と諭す事がある
現場終了 解散
さっさと帰って行くのは女（優）
紙切れに書かれた自分の携帯番号を渡そうと
チャンスを伺かがいながら
後ろ髪を引かれるように帰って行くのは男（優）
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